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山田樹

2026.08.25 / 更新日:2026/08/25

突然くる四十肩はなぜ起こる?原因と改善のために大切なこと

 

突然くる四十肩は何が原因?その解決策は?

「昨日までは普通だったのに、突然肩が痛くなった」

「朝起きたら腕が上げにくい」

「服を着る時に肩が痛い」

「夜になると肩がズキズキする」

40代前後から、このような症状が出ると、

「これって四十肩?」と心配になる方も多いと思います。

四十肩・五十肩は一般的な呼び方で、いわゆる凍結肩(肩関節周囲炎)として扱われることがあります。

特徴の一つは、転倒やケガなどの明確な原因がなく始まるケースがあることです。

そのため本人からすると「突然起こった」と感じやすいのです。

四十肩は「突然壊れた」とは限らない

肩が急に痛くなると、「昨日何かしたかな?」

と直前の行動を探したくなります。

しかし、肩の状態は普段の生活習慣や身体の使い方とも関係します。

例えば、デスクワークが長い。

スマートフォンを見る時間が長い。

腕を頭上まで上げる機会が少ない。

猫背になりやすい。

肩甲骨を大きく動かす習慣がない。

運動不足が続いている。

こうした状態では、肩だけでなく胸椎や肩甲骨を含めた上半身の動きが少なくなりやすいです。

ただし、これらを「四十肩の直接的な原因」と断定することはできません。

四十肩は原因がはっきり特定できない場合も多いため、まずは肩の状態を正しく確認することが重要です。

 

原因① 肩関節周囲の炎症

四十肩では、肩関節周囲に炎症が起こり、痛みが強くなる時期があります。

この段階では、「動かした方がいいから」と無理にストレッチしたり、痛みを我慢してトレーニングしたりするのはおすすめできません。

特に、夜間痛が強い
安静にしていても痛い
急激に痛みが強くなった

場合には、まず整形外科などの医療機関で状態を確認することが大切です。

 

原因② 肩甲骨がうまく動いていない

腕を上げる時、上腕骨だけが動いているわけではありません。

肩関節と肩甲骨が連動して動きます。

これを「肩甲上腕リズム」といいます。

肩甲骨がうまく上方回旋できない状態で腕を上げようとすると、肩関節側で動きを補いやすくなります。

そのためYAMATO355では肩が痛いから肩だけを見るのではなく、肩関節+肩甲骨の動きを確認します。

 

原因③ 胸椎・胸郭が硬くなっている

もう一つ重要なのが、胸椎などの胸郭の動きです。

背中を丸めた状態で腕を上げてみると、頭上まで上げにくくなる方が多いと思います。

反対に胸郭を自然に起こすと、腕を上げやすくなることがあります。

これは腕を頭上へ上げる動作に、肩だけでなく胸椎や肩甲骨の動きも関係するためです。

つまり、肩に症状があるからといって、肩だけに問題があるとは限りません。

 

原因④ 「腕を上げない生活」

現代の日常生活では、腕を身体の前で使う時間が非常に長くなっています。

パソコン。

スマートフォン。

車の運転。

デスクワーク。

一方で、1日の中で腕を頭より高く上げる回数は意外と少ない。

使わない動きは徐々に行いにくくなることがあります。

そのため、肩の状態を考える時には「普段どの程度肩を動かしているか?」も確認したいポイントです。

もちろん、すでに痛みがある方が無理やり腕を上げれば良いわけではありません。

 

四十肩かも?と思った時の解決策

重要なのは、いきなり整体やトレーニングを始めることではありません。

まず肩の痛みの原因を確認することです。

肩の痛みには、

四十肩以外にも、

・腱板損傷
・石灰沈着性腱板炎
・インピンジメント
・変形や骨棘
・頸椎由来の症状などが考えられます。

そのため、強い痛みや夜間痛、急な筋力低下、しびれ、外傷後の痛みなどがある場合には、整形外科で画像検査など必要な評価を受けることを優先してください。

医療機関で確認した後は「動ける身体」を作る

医師から運動について問題ないと判断された場合、次に考えたいのが、なぜ肩へ負担が集中しているのか?です。

YAMATO355では、

・肩関節の可動域
・肩甲骨の動き
・肩甲上腕リズム
・胸椎の伸展・回旋
・姿勢
・左右差
・腹圧
・肩周囲の筋力などを評価します。そこで大切にしているのが、評価 → 調整 → 再教育 → 強化という流れです。

「ほぐして終わり」にしない

整体で身体を整えると、

一時的に肩が動かしやすくなることがあります。

しかし、それだけで終わらせないことが重要です。

身体を整えた後に、

肩甲骨を動かす。

胸椎を動かす。

ローテーターカフを働かせる。

肩周囲の筋力を少しずつ戻す。

日常生活でも肩を適切に使えるようにする。

「動くようにする」だけでなく「自分の筋肉で動かせる状態へ戻す」。

ここまでを目指します。

四十肩は痛みが強くなる前の違和感も大切に

「少し肩が重い」

「最近、腕が上がりにくい」

「背中に手を回しにくくなった」

「左右で動きが違う」

この段階では、まだ日常生活に大きな支障がないかもしれません。

しかし、身体の変化に早く気づくことは重要です。

肩が完全に動かなくなってからではなく、違和感を感じた段階で身体の状態を確認する。

必要であれば医療機関へ相談する。

そのうえで身体の使い方に問題があれば改善していく。

この順番を大切にしてください。

 

まとめ|突然の四十肩こそ「肩だけ」を見ない

四十肩は、明確な原因が分からないまま症状が始まることがあります。

だからこそ、「肩が凝っているだけ」

「年齢だから仕方ない」と自己判断しないことが大切です。

まずは必要に応じて医療機関で状態を確認する。

そのうえで、

肩関節
肩甲骨
胸椎・胸郭
姿勢
筋力
日常生活での身体の使い方まで見直していく。

YAMATO355では、痛い場所だけを揉むのではなく、評価 → 調整 → 再教育 → 強化によって「再び動かせる身体」を目指します。

突然の肩の痛みだけでなく、「最近、肩がおかしいかも?」という小さな違和感の段階から、自分の身体を見直してみてください!

 

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