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上嶋勝

2026.01.15 / 更新日:2026/01/15

干しいもは本当にダイエット向き?歴史と現代の違いから正しい選び方を解説

干しいもはダイエットに良い?それとも不向き?

 

健康食品として人気を集める干しいもですが、「ダイエット中に食べても良いのか?」という疑問は多くのお客様から寄せられます。結論から申し上げると、干しいもは“昔の干しいも”と“現代の干しいも”では性質が大きく異なるため、正しい理解が必要です。

 

本記事では、干しいものルーツから糖度の変化、そしてダイエットへの適性を専門的に整理して解説します。

◆ 干しいものルーツ:静岡の風土が生んだ保存食

干しいもの起源は江戸時代。なかでも静岡県は、その風土と気候が干しいも作りに適していたため日本随一の産地へと発展しました。

当時使われていたさつまいもは、糖度が低い。

そのままではパサつき、甘味が弱い

こうした芋を、丁寧に蒸して乾燥させることで自然な甘味を引き出し、保存性も高まることから重宝されていました。

 

つまり、**昔の干しいもは「甘さを補うために乾燥させた食品」**であり、糖質量も現在ほど高くありませんでした。

◆ 現代の干しいも:芋そのものが甘くなりすぎている

近年の品種改良により、市場に出回るさつまいもは

糖度が非常に高く

蒸しただけでスイーツのような甘さ

を持つものが一般的になりました。

この高糖度の芋で干しいもを作ると、水分が抜けることで甘味がさらに濃縮され、

結果として“砂糖を使わない自然派スイーツ”レベルの糖質量になります。

そのため現代の干しいもは、

血糖値を急上昇させやすい

脂肪を蓄えやすい体内環境をつくる

少量でも高カロリーになりやすい

という特徴があり、昔のイメージだけで「ヘルシー食品」と捉えるのは注意が必要です。

◆ ダイエットに適しているか?

結論として、**現代の干しいもは“ダイエットに向かないケースが多い”**と言えます。

 

理由

1. 糖質量が高く血糖値が上がりやすい

2. GI値も高く、脂肪合成を促しやすい

3. 乾燥で重量あたりの糖質密度が高まる

もちろん、完全に避ける必要はありませんが、トレーニング前の少量補給

血糖値コントロールを意識した食べ合わせ(タンパク質・食物繊維)

小分けにして食べる

などの工夫が求められます。

「干しいも=健康に良い」というイメージが先行しがちですが、品種改良による甘さの変化が、現代人のダイエットにおいて大きな落とし穴になるという点は知っておくべきでしょう。

 

◆ まとめ

干しいものルーツは糖度が低い芋を美味しく食べるための知恵

 

現代の芋は品種改良で糖度が高く、干すことで甘味がさらに凝縮

 

血糖値上昇を招き、ダイエットには不向きな場合が多い

 

正しい知識を持つことで、食品をより健康的に活用できます。

ダイエット中の食品選びに迷われている方は、ぜひ一度専門家へご相談ください。

 

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