2025.01.30 / 更新日:2025/01/30
【片側性トレーニングの旨み】
こんにちは!
YAMATO355の葛原です!
お客様のセッション合間やスタッフ研修の最中で、ひょんな事から両側性や片側性のトレーニングの話になりまして、そういえば結構前に勉強したな〜なんて思いつつ、復習がてらこのブログを書いております^^
そこまで深掘りした内容では無いですが、ぜひご参考までに!
◽︎ 両側性トレーニングと片側性トレーニングの違い
まず、ストレングストレーニングには両側性と片側性の2種類のトレーニング方法があります!
・両側性トレーニングはスクワット、ベンチプレス、デッドリフトなど、両手・両足を同時に使う方法
・片側性のトレーニングにはブルガリアンスクワット、ダンベルプレスなど片手・片足ごとに行う方法
当然どちらも重要なのですが、片側性トレーニングには独自のメリットがあります!
① 筋力と神経適応の向上
片側性トレーニングは、特に神経適応を促進するというデータがあり、片側でトレーニングすると、未トレーニングの反対側の筋力も向上する 「クロスエデュケーション効果」 があります!
これは神経回路が強化されることで、未使用の筋肉も適応する働きの為、初心者やケガのリハビリにも有効です!
なんと、片側トレーニングだけで反対側の筋力が約7~11%向上するという研究もあります⭕️
② 体幹と安定性の向上
片側で負荷をかけると、バランスを取るために体幹の関与が増加します!
特にブルガリアンスクワットや片足デッドリフトは、股関節周囲や体幹の強化に非常に効果的です⭕️
③ 左右差の補正と怪我予防
両側トレーニングでは、強い側が弱い側を補助してしまうことが多いです、、
片側トレーニングを行うことで、筋力の左右差を明確にし、バランスを整える ことができます!
これは ACL(前十字靭帯)損傷リスクの低減にも繋がるというデータもあります!
④ スポーツパフォーマンスの向上
多くのスポーツ動作(ランニング、サッカーのキック、投擲など)は片側動作が多く、
片側トレーニングを強化することで、競技特異的な筋力発揮を向上させる事も出来ます!
上記のことから、
片側トレーニングは、神経適応・体幹強化・左右差の補正・スポーツパフォーマンスの向上にオススメと言えますね👍
目的によって両側・片側どちらもバランスよく取り入れて、効率的に筋力を伸ばしていきましょう^^