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上嶋勝

2026.08.26 / 更新日:2026/08/26

HYROXで疲れてからフォームが崩れる理由|筋持久力と動作効率

名古屋・伏見・錦エリアのパーソナルジムYAMATO355です。

HYROXのトレーニングを始めると、多くの方が経験する問題があります。

それが、

「最初は動けるのに、疲れてくるとフォームが崩れる」

ということです。

スクワットはできる。

ランジもできる。

スレッドも押せる。

ランニングもできる。

それなのに、これらを組み合わせた途端に動きが変わってしまう。

HYROXでは、1kmのランニングと1つのワークアウトを8回繰り返し、合計8kmのランニングと8つのワークアウトを行います。

つまり本当に必要なのは、

「元気な状態で正しく動ける身体」

だけではありません。

「疲れてからも正しく動き続けられる身体」

です。

今回はHYROXで疲労するとフォームが崩れる理由と、筋持久力・動作効率を高めるためのトレーニングについて詳しく解説します。

《 HYROXは疲労した状態で動き続ける競技 》

HYROXでは、

1km RUN ↓ SkiErg

1km RUN ↓ Sled Push

1km RUN ↓ Sled Pull

というように、ランニングとワークアウトを交互に繰り返します。

公式ルールでも、1kmランニング+1ワークアウトを8回繰り返し、合計8kmを走る競技形式になっています。

さらに公式のレース準備情報でも、ランニングだけでなく、脚や腕を使った後に走る状況をトレーニングで経験することが推奨されています。

ここが非常に重要です。

HYROXでは、

「できるか?」

だけではなく、

「疲れていてもできるか?」

が問われます。

《 なぜ疲れるとフォームが崩れるのか? 》

フォームが崩れる理由は一つではありません。

主に、

・筋力低下 ・筋持久力不足 ・心肺機能の限界 ・動作効率の低下 ・関節の安定性低下 ・ペース配分

などが関係します。

例えば、フレッシュな状態なら正しくランジができる人でも、数km走ってSled PushやBurpee Broad Jumpを終えた後では状況が変わります。

脚が疲れてくる。

呼吸が乱れる。

姿勢が崩れる。

足部が安定しにくくなる。

膝の軌道が乱れる。

骨盤が左右に動く。

すると、本来使いたい筋肉とは違う場所に負担が集中しやすくなります。

その結果、さらに疲れる。

フォームがさらに崩れる。

ペースが落ちる。

という悪循環が起こります。

《 筋力と筋持久力は違う 》

HYROX対策で理解しておきたいのが、

「筋力が強い=筋持久力も高い」

とは限らないことです。

例えば、スクワットで高重量を挙げられる人でも、Wall Ballsを繰り返すと急激に疲れることがあります。

逆に最大筋力はそれほど高くなくても、一定の出力を長時間維持できる人もいます。

HYROXで必要なのは、この両方です。

大きな力を発揮するための基礎筋力。

そして、

その力を何度も繰り返す筋持久力。

この土台があることで、レース後半でもパフォーマンスを維持しやすくなります。

《 動作効率が悪いほど疲労は早くなる 》

ここはYAMATO355がHYROX対策で特に重要視している部分です。

同じ運動をしていても、

効率よく動く人

余計な動きをしながら動く人

では、エネルギー消費が変わります。

例えばFarmers Carry。

重量を持ったときに身体が左右へ大きく揺れる。

肩がすくむ。

歩幅が安定しない。

こうした状態では200mを移動するために余計なエネルギーを使います。

Sandbag Lungesでも同じです。

足部が不安定。

膝が内側へ入る。

骨盤が傾く。

上半身が必要以上に前後左右へ動く。

この状態で100mランジを続ければ、必要以上に疲労します。

つまりHYROXでは、

「強くなること」

と同時に、

「無駄なく動けること」

が重要なのです。

《 ランニングフォームも疲労によって変化する 》

HYROXでは合計8kmを走ります。

しかし、通常の8kmランとは条件が違います。

Sled Push後。

Sled Pull後。

Burpee Broad Jump後。

Farmers Carry後。

Sandbag Lunges後。

そのたびに1km走ります。

脚が疲労すると、

接地位置が変わる。

ストライドが変わる。

上半身が左右へ揺れる。

身体が沈み込む。

こうした変化が起こりやすくなります。

結果としてランニングエコノミーが低下し、同じ速度を維持するためにより多くのエネルギーが必要になります。

だからこそHYROXでは、

「走れる身体」

だけではなく、

「疲れてからも走れる身体」

が必要です。

《 HYROXで重要なコンプロマイズド・ランニング 》

HYROX対策で重要になる考え方の一つが、

Compromised Running

です。

これは簡単に言えば、

「ワークアウトによる疲労を抱えた状態で走ること」

です。

例えば、

1kmラン ↓ Sled Push ↓ 1kmラン

では、2本目のランニングはフレッシュな状態ではありません。

同じように、

Sandbag Lunges ↓ 1kmラン

では、臀筋や大腿部が疲労した状態で走ることになります。

HYROXでは、この切り替えへの適応が重要です。

ただし初心者が最初から毎回このトレーニングを行えばよいわけではありません。

まず基礎能力をつくり、その後に競技特異性を高めていきます。

《 YAMATO355が考える筋持久力のつくり方 》

YAMATO355ではHYROXの筋持久力を、

基礎筋力 ↓ 正しい動作 ↓ 反復能力 ↓ 疲労下での動作 ↓ 競技特異性

という順番で考えます。

例えばSandbag Lungesが苦手だからといって、最初から毎回100mのランジを繰り返すわけではありません。

まず正しくランジできるか確認します。

次に負荷を加える。

回数を増やす。

疲労した状態でもフォームを維持する。

最後にHYROXに近い条件へ移行する。

この順番です。

《 基礎筋力が筋持久力の土台になる 》

筋持久力を高めるためにも、基礎筋力は重要です。

例えば、ある動作に必要な力が自分の最大能力に近ければ、1回ごとの負担は大きくなります。

一方で基礎筋力が高まり、同じ負荷が相対的に軽くなれば、反復しやすくなります。

そのためYAMATO355では、

スクワット デッドリフト ブルガリアンスクワット ヒップスラスト ロウ ラットプルダウン ショルダープレス Farmers Carry

などの基礎トレーニングも重要視します。

競技種目だけを練習するのではなく、

HYROXを支える身体そのものを強くする。

これが重要です。

《 疲労してから正しく動く練習をする 》

基礎筋力と基本動作が身についてきたら、徐々に疲労した状態でのトレーニングを取り入れます。

例えば、

800mラン ↓ Farmers Carry ↓ 800mラン

あるいは、

500mラン ↓ ランジ ↓ 500mラン

などです。

ここでの目的は、

限界まで追い込むこと

ではありません。

疲労すると、

どこからフォームが変わるのか。

どの筋肉が先に疲れるのか。

呼吸はどう変化するのか。

どこでペースが落ちるのか。

これを確認することです。

《 疲れてからフォームが崩れる人ほど評価が重要 》

ここで一つ大切なポイントがあります。

フォームが崩れるからといって、

「筋力不足」

だけが原因とは限りません。

足関節の動き。

股関節の動き。

肩甲帯。

体幹機能。

左右差。

呼吸。

ランニングフォーム。

これらが関係している場合があります。

例えばSandbag Lungesで膝が内側へ入る場合、

臀筋を鍛えればすべて解決する

とは限りません。

足部の安定性に問題がある可能性もあります。

股関節のコントロールかもしれません。

疲労によって体幹が維持できなくなっている可能性もあります。

だからこそ、

「何が弱いのかを評価する」

ことが重要です。

《 HYROXは頑張る競技ではなく、効率よく頑張る競技 》

HYROXでは当然、最後まで頑張る力が必要です。

しかし、スタートからゴールまで力任せに動けばいいわけではありません。

重要なのは、

必要なところで必要な力を使うこと。

無駄な動きを減らすこと。

呼吸をコントロールすること。

ペースを維持すること。

そして、

疲れても動作を大きく崩さないこと。

です。

同じ筋力、同じ心肺能力であれば、

動作効率が高い人ほどエネルギーを温存できます。

その差がレース後半に表れます。

《 2027年HYROX名古屋までに身体をつくる 》

2027年4月16日(金)〜18日(日)、ポートメッセなごやでHYROX名古屋が開催予定です。

HYROX公式では、名古屋大会も8×1kmランニング+8ワークアウトステーションで行われ、Open/Pro、Doubles/Doubles Pro、Relayが案内されています。

大会まで時間がある今だからこそ、

ただHYROX種目を練習する

のではなく、

基礎筋力 ↓ 筋持久力 ↓ 動作効率 ↓ 走力 ↓ HYROX特異的トレーニング

と段階的に身体をつくることができます。

《 HYROX名古屋対策ならYAMATO355 》

「HYROXに出たい。でも何から鍛えればいいか分からない」

「筋トレはしているけれど、すぐに息が上がってしまう」

「ランニング後にSled Pushをすると脚が動かない」

「後半になるとフォームが崩れる」

このような方に必要なのは、

さらに追い込むこと

とは限りません。

まず必要なのは、

自分の弱点を知ること

です。

名古屋・伏見・錦エリアのパーソナルジムYAMATO355では、一人ひとりの身体を評価したうえでHYROXトレーニングを組み立てます。

評価 ↓ 弱点の特定 ↓ 基礎筋力 ↓ 動作改善 ↓ 筋持久力 ↓ 走力 ↓ HYROX特異的トレーニング ↓ 再評価

「とにかく追い込む」のではなく、

あなたがHYROXで最後まで動き続けるために何が必要なのか。

そこからトレーニングを考えます。

2027年4月のHYROX名古屋を目指すなら、今から十分に準備できます。

HYROXに初挑戦したい方。

自己流のトレーニングに不安がある方。

自分の弱点を知りたい方。

名古屋でHYROXトレーニングを始めたい方。

まずはYAMATO355の無料体験で、現在の身体能力をチェックしてみてください。

都度払いでのトレーニングにも対応しています。

2027年4月。

ポートメッセなごやのスタートラインへ。

「疲れても動ける身体」を、今からつくりましょう。

次回は、

「HYROXに必要な下半身トレーニング|スクワット・ランジ・足部機能」

について詳しく解説します。

 

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