2026.09.29 / 更新日:2026/09/29
四十肩・五十肩・六十肩で悩む方へ|肩だけを見ない身体づくり

四十肩・五十肩・六十肩で悩んでいる方へ
「腕を上げると肩が痛い」
「後ろに手を回せない」
「服を着るのがつらい」
「夜になると肩が痛くて眠れない」
「何ヶ月経っても肩が動かしにくい」
40〜60代になると、このような肩のお悩みで来店される方が増えてきます。
一般的に「四十肩・五十肩」と呼ばれるものには、いわゆる凍結肩(Frozen Shoulder/癒着性関節包炎)が含まれます。
凍結肩では肩の痛みと強いこわばりが特徴で、特に夜間痛が出たり、腕を上げる・後ろへ回すといった日常動作が難しくなったりします。回復には数ヶ月から年単位かかるケースもあります。
だからこそ山田トレーナーが最初にお伝えしたいのは、「痛いから、とにかく肩を揉む」だけで終わらせないこと。
まず現在の肩がどうなっているのかを確認することが重要です。
本当に「五十肩」なのか?
40代だから四十肩。
50代だから五十肩。
60代だから六十肩。
というわけではありません。
肩の痛みには、腱板・滑液包・インピンジメント、関節など、さまざまな問題が関係する可能性があります。
そのためYAMATO355でも、「肩が痛い=五十肩」と決めつけることはしません。
痛みが強い。
夜間痛が続く。
急に腕が上がらなくなった。
明らかな筋力低下やしびれがある。
転倒や外傷後から痛い。
こうした場合は、まず医療機関で状態を確認していただくことが大切です。
五十肩は「動かさない方がいい」とは限らない
肩が痛いと、「怖いから動かさない」となりやすいと思います。
もちろん炎症や痛みが強い時期に、無理やり大きく動かす必要はありません。
一方で、凍結肩では痛みの状態に合わせながら肩を優しく動かし、徐々に可動域を取り戻していくことも一般的な管理の一つです。NHSでも、完全に動かさなくなるのではなく、痛みの状態に合わせた運動や理学療法が案内されています。
重要なのは、「動かす・動かさない」の二択ではなく、今の状態で何をどこまで行うか。
ここを判断することです。

肩だけではなく「肩甲骨」を見る
腕を上げる動作は、肩関節だけで行っているわけではありません。
上腕骨が動き、それに合わせて肩甲骨も動きます。
つまり、肩関節+肩甲骨が連動することが大切です。
山田トレーナーが肩を見る際にも、
「腕が何度まで上がるか?」だけではなく、
肩甲骨がどのように動いているか。
肩がすくんでいないか。
左右差はないか。
別の場所で無理に動きを作っていないかまで確認します。
痛い場所だけではなく、動作全体を見る。
これが評価ファーストです。
胸椎・胸郭も肩の動きに関係する
さらに確認したいのが、胸椎と胸郭です。
例えば腕を頭上へ上げるとき、上半身全体のポジションや胸椎・肩甲骨の動きも関係します。
胸椎が動きにくい状態で無理に腕を上げようとすると、肩だけで動きを作ろうとしたり、腰を反って代償したりすることがあります。
だから、肩が痛いから肩だけを柔らかくする
ではなく、肩関節。肩甲骨。胸椎。胸郭。姿勢。これらを一緒に確認していきます。
可動域が戻ったら「インナー」を鍛える
痛みが落ち着き、医療機関から運動を止められていない状態であれば、段階的に筋力を戻していくことも重要です。
そこで山田トレーナーが大切にしているのが、
ローテーターカフなど肩周辺の安定性。
肩を支える筋肉を強化することは、肩関節の安定や日常・スポーツ動作へ戻るためのコンディショニングに利用されています。
ただし、いきなり重たいダンベルを持つわけではありません。
山田トレーナーの考え方は、姿勢 → 可動域 → インナーマッスル → アウターマッスルです。
動かない状態で無理に強くするのではなく、
動ける身体を作り、その動きを安定させ、最後に強くする。
この順番を大切にします。
整体だけでも、トレーニングだけでも終わらせない
YAMATO355のハイブリッド整体では、評価 → 調整 → 再教育 → 強化という流れを大切にしています。
まず身体を評価する。
必要な部分を整える。
肩・肩甲骨・胸郭の動きを再教育する。
そして状態に合わせてトレーニングへ移行する。
整体で一時的に腕が上がりやすくなっても、
日常生活でまた同じ身体の使い方へ戻ってしまえば、十分とは言えません。
目指すのは、「その場で動く肩」ではなく、「日常生活で使える肩」。
髪を洗える。
服を着られる。
棚の上に手を伸ばせる。
仕事ができる。
そして、必要であればトレーニングもできる。
そこまで戻していくことが身体づくりです。
40〜60肩は焦らず段階的に五十肩・凍結肩は、改善まで時間がかかることがあります。数ヶ月で変化する人もいれば、1年以上かけて徐々に回復する人もいます。
だから、「1回で治したい」
「痛いけど無理やり動かした方がいい」
「とにかく筋トレすればいい」という考え方ではなく、今どの段階なのかを確認すること。
痛みが強い時期。
可動域を戻していく時期。
安定性を作る時期。
筋力を戻す時期。
一人ひとり必要なアプローチは変わります。
肩が上がらない生活を当たり前にしない
「もう50代だから仕方ない」
「年齢だから肩は上がらなくなる」と諦める必要はありません。
一方で、自己判断で無理なストレッチや高負荷トレーニングを行うのもおすすめできません。
まず必要なのは、今の肩がどうなっているのかを知ること。
医療的な確認が必要なら、まず病院へ。
運動を進められる状態になったら、肩関節だけではなく、肩甲骨・胸椎・胸郭・姿勢まで評価する。
そして、整える → 動かす → 安定させる → 鍛える。
山田トレーナーはハイブリッド整体とトレーニングを組み合わせ、「痛い肩だけを見る」のではなく、「肩を動かしている身体全体を見る」
ことを大切にしています。
40〜60肩で長く悩んでいる方こそ、焦らず一つずつ身体を取り戻していきましょう。
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