2026.08.17 / 更新日:2026/08/17
【50代 運動 フォーム】自己流を卒業!正しい身体の使い方を学ぶ

50代 運動 フォーム 習う|「何をやるか」より先に身体の使い方を覚えませんか?
「YouTubeを見ながらスクワットを始めてみた」
「健康のために筋トレをしている」
「ウォーキングだけでなく、そろそろ筋肉も鍛えたい」
50代になり、身体のことを考えて運動を始める。
私は、これは本当に素晴らしいことだと思っています。
一方、実際にトレーニング指導をしていると、
「このフォーム、本当に合っていますか?」
と相談されることがよくあります。
例えばスクワット。
動画では簡単そうに見えるのに、自分でやってみると、
「太ももの前ばかり疲れる」
「膝に違和感がある」
「腰が疲れる」
「お尻に効いている感じがしない」
「動画と同じ姿勢にならない」
ということがあります。
そんなとき、
「自分は運動が苦手だから」
と考えてほしくありません。
もしかすると、運動能力の問題ではなく、身体の使い方をまだ習っていないだけかもしれないからです。
50代からの運動では「どんな筋トレをするか」と同じくらい、
正しいフォームを習い、自分の身体の特徴を知ること
が大切だと私は考えています。
50代で運動フォームを習う意味とは?
フォームというと、
「背筋を伸ばす」
「膝を曲げる」
「胸を張る」
といった「正しい形」をイメージするかもしれません。
しかし、私が考えるフォームはもう少し深いものです。
フォーム=見た目の形だけではなく、身体をどう使っているか。
例えばスクワットなら、
- 足裏
- 足関節
- 膝関節
- 股関節
- 骨盤
- 背骨
- 肋骨
- 呼吸
- 腹圧
などが連動しています。
つまり、
スクワット=膝を曲げてしゃがむ運動
だけではありません。
身体全体をどう連動させるかを学ぶ運動でもあります。
だから私は、フォームを習うことは単に「筋トレが上手になること」ではなく、
自分の身体について学ぶこと
だと思っています。
50代の運動は「見よう見まね」だけでは難しい
現在はYouTubeやInstagramを開けば、無料でたくさんのトレーニング動画を見ることができます。
運動を始めるきっかけとしては、とても便利です。
ただ、一つ大きな違いがあります。
動画はあなたの身体を見てくれません。
「スクワットで膝が内側に入っていますよ」
「少し腰を反りすぎています」
「もう少し股関節から動いてみましょう」
「右と左で動きが違いますね」
というフィードバックは、動画を見るだけでは受けられません。
そしてもう一つ。
動画の出演者と、あなたの身体は同じではありません。
骨格、柔軟性、筋力、運動経験、過去のケガ、生活習慣などは人によって違います。
そのため、
「動画と同じフォームができない=間違っている」
とは限らないのです。
50代からフォームを習いたい運動① スクワット
代表的なのがスクワットです。
スクワットは下半身を鍛える非常に有名な運動ですが、フォームについてさまざまな情報が飛び交っています。
例えば、
「膝をつま先より前に出してはいけない」
という話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これだけを全員共通のルールとして考えるのは適切ではありません。
人によって、
足首の動き、股関節の構造、脚の長さ、体幹の使い方などが異なるからです。
大切なのは、
「膝が何センチ前に出たか」ではなく、身体全体で安全かつ目的に合った動作ができているか。
です。
50代からフォームを習いたい運動② ヒップヒンジ
個人的に、50代からぜひ覚えてほしい動きの一つが、
ヒップヒンジ
です。
簡単にいうと、膝だけではなく股関節を中心に身体を曲げる動作です。
床にあるものを持つ。
椅子から立つ。
荷物を持ち上げる。
こうした日常動作にも股関節の使い方は関係します。
トレーニングでは、デッドリフトなどにもつながります。
しかし、股関節から曲げているつもりが、
腰だけを丸めている
という方もいます。
鏡を見ながら一人で行うと、自分では意外と分かりません。
だからこそ、最初に「股関節を使う感覚」を習う価値があります。
50代からフォームを習いたい運動③ 上半身のトレーニング
フォームが重要なのは下半身だけではありません。
例えば、
- 腕立て伏せ
- ベンチプレス
- チェストプレス
- ラットプルダウン
- ローイング
なども同様です。
「胸を鍛えているはずなのに肩ばかり疲れる」
「背中のトレーニングなのに腕しか疲れない」
という場合は、負荷だけではなく身体の使い方を確認してみる価値があります。
肩関節だけでなく、
肩甲骨・鎖骨・胸郭・上腕骨などがどう動いているか
まで考えると、トレーニングの見方が変わってきます。
フォームを習うメリット① ケガのリスクを抑えながら運動できる
50代から運動を始める方が心配することの一つが、
「運動して逆に身体を痛めないか?」
だと思います。
厚生労働省も「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」で、運動開始前の健康状態や現在の身体活動量、目的などを確認し、毎回の体調確認やウォームアップを行うことなど、安全面への配慮を示しています。
フォームを学ぶことも、無理のない運動を続けるための一つの要素です。
ただし、「正しいフォームなら絶対にケガをしない」という意味ではありません。
負荷、回数、疲労、既往歴なども含めて考える必要があります。
フォームを習うメリット② 狙った筋肉を意識しやすくなる
筋トレをしていて、
「どこに効いているか分からない」
という経験はありませんか?
例えばお尻を鍛えたいのに、前ももばかり疲れる。
背中を鍛えたいのに、腕ばかり疲れる。
腹筋をしているのに、首が疲れる。
こうした場合、
身体の使い方を変えることで感覚が変わることがあります。
私はお客様に、
「あと10回頑張りましょう!」
と言うだけではなく、
「今は〇〇の理由で〇〇が効いていない可能性があります。他の仮説としては、、」
と結果に対する原因の仮説と改善策もお伝えします。
自分の身体で起きていることを感じてもらうためです。
フォームを習うメリット③ 自宅トレーニングの質も変わる
これは、私が特に大切だと思っているポイントです。
パーソナルトレーニングは、トレーナーがいないと運動できない状態を作るためのものではありません。
むしろ、
「自分でも正しく運動できるようになる」
ことに価値があると思っています。
例えばパーソナルジムで、
「スクワットはここを意識する」
「自分は右側へ体重が寄りやすい」
「腰ではなく股関節から動く」
といったことを理解できれば、自宅でのトレーニングにも活かせます。
だから、
月1〜2回プロにフォームを確認してもらい、それ以外は自宅で実践する
という方法もあります。
50代では「回数」より「質」を確認してほしい
「スクワット30回やりました」
「腹筋を毎日100回やっています」
数字は分かりやすいですよね。
でも、50代からの運動では、
回数を達成すること自体が目的にならないようにしてほしい
と思っています。
例えばスクワットなら、
30回をフォームが崩れた状態で行うより、
10回でも、
「足裏・膝・股関節・体幹を意識して丁寧に動く」
ほうが、フォームを学ぶという意味では価値があります。
厚生労働省は成人について、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことを基本とし、筋力トレーニングを週2〜3日行うことを推奨しています。
つまり、毎日限界まで追い込むことだけが運動ではありません。
「正しいフォーム」は全員同じではありません
ここは非常に重要です。
SNSでは、
「これが正しいスクワット!」
という投稿をよく見かけます。
しかし実際には、
- 骨格
- 身長
- 大腿骨の長さ
- 足首の可動域
- 股関節の可動域
- 筋力
- 運動経験
などによって、見た目のフォームには個人差があります。
そのため、
「理想の形に身体を無理やり合わせる」
のではなく、
「その人が安全に力を発揮できる動きを探す」
という視点が重要です。
YAMATO355では解剖学も説明しながらフォームを確認します
YAMATO355で私、田中ゆうやが大切にしていることがあります。
それは、
「ただ動きを直すだけにしない」
ことです。
例えば、
「膝をこっちにしてください」
だけではなく、
「今、股関節がこう動いているから、この筋肉を使ってみましょう」
「ここで骨盤が動いているので、この姿勢にするとどう感じますか?」
というように、できるだけ身体の仕組みも説明します。
なぜなら、
理由が分かると、トレーニングの体験価値が変わる
からです。
言われた通りに身体を動かすだけではなく、
「なるほど。だからここに効くのか」
「今まで腰が疲れていた理由はこれかもしれない」
という発見がある。
私は、この瞬間がすごく好きです。
単に1時間運動して終わるのではなく、
1時間後に自分の身体について一つ詳しくなって帰っていただく。
それもYAMATO355で提供したい価値です。
ハイブリッド整体×トレーニングで「動ける状態」をつくる
YAMATO355では、
骨格アライメント調整 × ウエイトトレーニング
を組み合わせた「ハイブリッド整体」という考え方を取り入れています。
例えばスクワットがうまくできないとき、
「筋力不足ですね」
だけで終わらせません。
姿勢、関節の動き、股関節、足首、体幹、呼吸などを確認します。
そして必要に応じて身体を整え、
その状態で実際に動いてもらう。
さらに、
「さっきと比べてどうですか?」
と再評価する。
私はこの答え合わせが大切だと考えています。
自分の身体で変化を感じることで、
「運動って面白い」
「身体って変わるんだ」
と思ってもらえるからです。
50代から運動フォームを習うなら、こんな人を選びたい
フォームを習うためにパーソナルトレーニングを利用するなら、単に資格や筋肉量だけで判断する必要はありません。
私は、
「あなたの身体を見てくれるか」
を確認してほしいと思っています。
例えば、
「どこが気になりますか?」
「普段どんな運動をしていますか?」
「何ができるようになりたいですか?」
と話を聞いてくれる。
そのうえで、
姿勢 → 動作 → フォーム → 負荷 → 再評価
という流れで見てもらえると、自分の身体について理解しやすくなります。
そして、
「なぜこの運動をするのか?」
まで説明してもらえると、自宅での運動にもつなげやすくなります。
50代から運動を習うことは「できないから」ではありません
パーソナルジムに対して、
「一人で運動できない人が行くところ」
というイメージを持っている方もいるかもしれません。
私はむしろ逆だと思っています。
早い段階で一度習って、自分でできるようになる。
これはとても合理的な使い方です。
ゴルフでも、水泳でも、楽器でも、最初に基本を習いますよね。
筋トレだけ、
「動画を見れば全部自己流でできるはず」
と考える必要はありません。
50代から先、10年・20年と使っていく身体だからこそ、一度しっかり使い方を習う。
それは自分の身体への投資だと思います。
公的機関の情報も確認しておきましょう
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人・高齢者それぞれについて身体活動や筋力トレーニングの考え方が示されています。
成人については、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むこと、筋力トレーニングを週2〜3日行うことなどが推奨されています。
また、筋トレにはマシンやダンベルだけでなく、自分の体重を利用するスクワットや腕立て伏せなども含まれます。
厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
よくある質問
Q. 50代から運動フォームを習うのは遅いですか?
遅くありません。むしろ、これから長く運動を続けたい方にとって、自分に合った身体の使い方を理解することには大きな意味があります。
Q. 筋トレ初心者でもフォームだけ習えますか?
はい。最初から重い重量を持つ必要はありません。自重スクワットなど基本的な動きから、姿勢・呼吸・関節の使い方を確認していく方法があります。
Q. YouTubeを見ながら練習するだけではダメですか?
YouTubeは運動を始めるきっかけとして便利です。ただ、自分の動きへの個別フィードバックは得られないため、一度プロにフォームを確認してもらい、その後の自主トレに動画を活用する方法もおすすめです。
Q. 腰や膝に痛みがあってもフォームを習えますか?
痛みがある場合は無理にトレーニングをせず、症状によっては医療機関への相談を優先してください。厚生労働省も、運動開始前の健康状態の確認や、運動前・中・後の体調確認を推奨しています。
まとめ|50代からは「運動する」だけでなく「運動を習う」
「50代 運動 フォーム 習う」
と検索している方に、私が伝えたいことがあります。
運動フォームを習うのは、
運動が苦手だからではありません。
これから先も自分の身体を使い続けるために、
身体の取扱説明書を知る
ようなものだと思っています。
スクワット一つでも、
「30回できた」
だけでなく、
「股関節を使えるようになった」
「お尻に効く感覚が分かった」
「左右差に気づいた」
「自宅でも自信を持ってできる」
という変化があります。
50代からの身体づくりでは、
何をするか × どう動くか × なぜ行うのか
まで理解できると、運動はもっと面白くなります。
YAMATO355では私、田中ゆうやがボディメンターとして、一方的に運動をさせるのではなく、身体の仕組みも説明しながら一緒に答え合わせをしていきます。
「このフォームで本当に合っているのかな?」
その疑問を感じたときこそ、
もっと頑張るのではなく、一度正しく習ってみる。
50代からの運動を長く続けるための、新しい選択肢にしてみてください。
YAMATO355 田中(ボディメンター)


