2026.09.03 / 更新日:2026/09/03
【60代 ウォーキング 何分】1日何分が目安?無理なく続ける方法

60代のウォーキングは1日何分が目安?
「健康のために歩いたほうがいいのは分かっている」
でも、
「60代なら1日何分歩けばいいの?」
と迷う方は多いと思います。
30分?
60分?
1万歩?
毎日歩かないと意味がない?
結論からいうと、60代のウォーキングは、最初から長時間歩くことより、今の活動量から少しずつ増やすことが大切です。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、高齢者について、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日40分以上行うことが目安として示されています。
ただし、これは「毎日40分間ずっとウォーキングしなければいけない」という意味ではありません。
買い物。
通勤。
家事。
散歩。
外出。
こうした日常生活で身体を動かす時間も含めて考えます。
なので、今ほとんど歩いていない方が、いきなり40分歩く必要はありません。
まずは、
今より10分多く歩く。
これくらいから始めても十分です。
60代は「40分歩く」より「合計40分動く」と考える
60代の方にとって分かりやすいのが、
1日の合計で考えること。
例えば、
朝10分歩く。
買い物で15分歩く。
夕方15分散歩する。
これで合計40分です。
一度に40分歩かなくても構いません。
特に運動習慣がない方の場合、
「毎朝40分ウォーキング」
と決めるとハードルが高くなります。
雨の日。
仕事が忙しい日。
疲れている日。
予定がある日。
こうした日が続くと、
「今日はできなかった」
「また続かなかった」
となりやすいですよね。
それよりも、
生活の中で身体を動かす時間を増やす
という考え方のほうが続けやすいと思います。
運動不足なら最初は10〜20分でもいい
今までほとんど運動していなかった60代の方なら、
最初から40分を目標にしなくても大丈夫です。
例えば、
最初の1週間は10分。
慣れたら15分。
その次は20分。
というように、身体の反応を見ながら増やしていきます。
大切なのは、
翌日に疲れを残しすぎないこと。
ウォーキング後に、
膝が痛い。
腰が張る。
足が重い。
強い疲労が残る。
という場合は、時間やペースが今の身体に合っていない可能性があります。
「健康のためだから」と無理に距離を増やす必要はありません。
60代は「何分歩いたか」だけでなく歩き方も重要
ウォーキングというと、
歩数や時間ばかり気にしがちです。
でも私は、
どんな歩き方をしているか
も大切だと思っています。
例えば、
歩幅が極端に小さい。
足が上がらず、すり足気味になっている。
上半身が大きく前へ倒れている。
片側だけ歩きにくい。
歩いていると膝や腰が痛くなる。
こうした場合、
ただ「1日40分歩く」だけではなく、身体の使い方を一度確認したほうがいいケースもあります。
歩く動作では、
足首。
膝。
股関節。
骨盤。
体幹。
が連動しています。
つまりウォーキングは、
脚だけの運動ではなく、全身運動
です。
ウォーキングだけで筋力低下は防げる?
ここもよく聞かれる質問です。
ウォーキングはとても良い身体活動ですが、
60代以降は、
歩くだけではなく筋力トレーニングも組み合わせる
ことをおすすめします。
厚生労働省では、高齢者に対して筋力トレーニングを週2〜3日行うことも推奨しています。
さらに、
筋力。
バランス。
柔軟性。
などを組み合わせた多要素な運動を行うことも重要とされています。
例えば、
ウォーキングに加えて、
椅子からの立ち座り。
かかと上げ。
支えを使った片脚立ち。
などを取り入れる方法があります。
つまり、
歩く+筋肉を使う+バランスを保つ
という組み合わせです。
60代におすすめのウォーキングの始め方
運動初心者なら、まず次のくらいから始めてみてください。
1週目:10分程度
ゆっくりでもいいので、まず歩く習慣を作ります。
2〜3週目:15〜20分程度
身体に問題がなければ少し時間を増やします。
慣れてきたら:日常生活を含めて活動量を増やす
朝・昼・夕方に分けても構いません。
重要なのは、
「40分やらないと意味がない」と思わないこと。
今までほとんど歩いていなかった人が10分歩く。
それも0から1への大きな変化です。
YAMATO355では「何分歩いたか」だけを見ません
名古屋・伏見のYAMATO355で、60代のお客様から、
「毎日30分歩いています」
と聞くことがあります。
もちろん、素晴らしい習慣です。
でも私、田中ゆうや(ボディメンター)が確認したいのは、
時間だけではありません。
歩いたあと膝はどうか。
腰はどうか。
疲れ方はどうか。
歩幅はどうか。
左右差はないか。
股関節は使えているか。
体幹は安定しているか。
ここまで見ます。
なぜなら、
同じ30分でも、
身体をうまく使えている30分と、
身体の一部へ負担をかけながら歩く30分では違うからです。
YAMATO355では、
評価 → アプローチ → 運動 → 再評価
という流れを大切にしています。
ウォーキングも、
「歩けばOK」
ではなく、
その歩き方で身体がどう反応しているか
まで確認することが大切です。
こんな場合はいきなり長時間歩かない
60代からウォーキングを始める場合、
次のような症状がある方は無理をしないでください。
強い膝や股関節の痛み。
胸の痛み。
強い息切れ。
めまい。
強い動悸。
突然のしびれや力の入りにくさ。
急に歩きにくくなった。
こうした場合は、自己判断で運動量を増やす前に医療機関へ相談することも重要です。
健康のためのウォーキングだからこそ、
無理をしないことも運動の一部
だと考えてください。
公的機関の情報も確認しておきましょう
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、高齢者について、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日40分以上行うことが目安として示されています。
また、筋力トレーニングは週2〜3日、筋力・バランス・柔軟性などを組み合わせた多要素な運動も推奨されています。
ただし、重要なのは、
今よりも少しでも多く身体を動かすこと。
最初から目安を完璧に達成する必要はありません。
現在の体力や身体の状態に合わせて、少しずつ増やしていきましょう。
厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
よくある質問
Q. 60代は毎日40分ウォーキングしたほうがいいですか?
必ず40分連続で歩く必要はありません。日常生活の身体活動も含めて考え、現在の活動量から少しずつ増やしていきましょう。
Q. 1日10分でも意味がありますか?
今までほとんど身体を動かしていなかった方なら、10分から始めることにも意味があります。まず習慣を作り、身体の反応を見ながら増やしていきましょう。
Q. ウォーキングだけで十分ですか?
ウォーキングは大切ですが、60代以降は筋力トレーニングやバランス運動などを組み合わせることもおすすめです。
Q. 速く歩いたほうが効果がありますか?
速さは体力や健康状態によって調整する必要があります。最初は会話できる程度の無理のないペースから始め、慣れてから調整しましょう。
まとめ|60代のウォーキングは「40分できるか」より「今より動けるか」
60代のウォーキングでは、
1日40分程度の身体活動
が一つの目安になります。
ただし、
40分連続で歩く必要はありません。
朝10分。
昼15分。
夕方15分。
でも構いません。
そして運動不足の方なら、
まず10〜20分からでも大丈夫です。
大切なのは、
「40分歩けなかったから意味がない」
ではなく、
昨日より少し身体を動かせたか。
ということ。
さらに60代からは、
ウォーキングだけでなく、
筋力トレーニング。
バランス運動。
身体の使い方。
も合わせて考えてみてください。
歩く目的は、
歩数を達成することではありません。
70代、80代になっても、
買い物へ行く。
旅行を楽しむ。
友人に会いに行く。
自分の足で行きたい場所へ行く。
そのために歩ける身体を維持することです。
まず今日、
10分だけ外を歩いてみる。
そこから始めてみてください。
YAMATO355 田中(ボディメンター)


