栄駅徒歩3分の駅近フィットネス
Home > column > 田中雄也 > 【9月から運動を始めたい50代】最初にする5ステップの紹介

田中雄也

2026.09.02 / 更新日:2026/09/02

【9月から運動を始めたい50代】最初にする5ステップの紹介

田中ゆうやボディメンターが50代運動初心者の身体を評価する様子

 

9月から運動を始めたい50代が最初にすること

 

9月になりました。

夏の暑さも少しずつ落ち着き、

「そろそろ運動を始めようかな」

と思っている50代の方も多いのではないでしょうか。

 

夏は暑くてほとんど外へ出なかった。

お盆休みで生活リズムが乱れた。

冷房の効いた部屋で過ごす時間が長かった。

仕事以外はあまり身体を動かしていない。

 

そして9月。

少し涼しくなってくると、

「ウォーキングを始めよう」

「ジムへ入会しよう」

「今年中に少し痩せたい」

と、身体を変えたい気持ちが出てきます。

 

でも、ここで焦らないでください。

9月から運動を始めたい50代の方に、私が最初にしてほしいのは、

いきなり筋トレすることではありません。

まず、

「今の自分の身体を知ること」

です。

 

ここを飛ばして、

昔と同じように走る。

いきなりスクワットを50回する。

毎日ジムへ行く。

と頑張りすぎると、身体への負担が大きくなることがあります。

 

今回は、50代の運動初心者が9月から身体づくりを始めるための5つのステップをお伝えします。

 

STEP1|まず「今の身体」をチェックする

 

運動を始めるとき、

「何をやるか?」

から考える方が多いと思います。

ウォーキング?

筋トレ?

ストレッチ?

ジム?

 

でも、その前に必要なのが、

現在地の確認です。

 

例えば、次の項目をチェックしてみてください。

  • 椅子からスムーズに立てるか
  • 階段で以前より疲れやすくなっていないか
  • 片脚で安定して立てるか
  • しゃがんだとき膝や腰に違和感がないか
  • 腕を上げたとき肩が痛くないか
  • 最近つまずくことが増えていないか
  • 10〜20分歩いても強く疲れないか

 

体重や体脂肪率だけではありません。

「自分の身体で何ができるのか?」

を確認します。

 

なぜなら、

同じ50歳でも身体は全く違うからです。

学生時代から運動を続けている50代。

20年間ほとんど運動していない50代。

デスクワーク中心の50代。

毎日仕事で歩いている50代。

膝や腰に不安がある50代。

同じ運動からスタートする必要はありません。

 

運動メニューを決める前に、まず現在地を知る。

これが最初のステップです。

 

STEP2|最初の目標を「痩せる」にしすぎない

 

「9月から運動する」

となると、

「年末までに5kg痩せる!」

という目標を立てたくなるかもしれません。

もちろん、減量を目標にすること自体は悪くありません。

 

ただ、運動習慣がなかった方の場合、

最初から体重だけを目標にすると、

 

1週間頑張ったのに体重が変わらない。

「意味がない」

さらに食事を減らす。

運動量も増やす。

疲れる。

やめる。

 

という流れになることがあります。

だから最初の1か月は、

体重以外の目標も作ってみてください。

 

例えば、

週2回身体を動かす。

10分歩く日を増やす。

階段を使う。

スクワットのフォームを覚える。

 

これらも立派な目標です。

9月の目的は、

身体を完成させることではなく、身体が変わる生活を始めること。

私はこの考え方が大切だと思っています。

 

STEP3|最初の運動は「10分歩く」くらいから

 

では、実際に身体を動かしてみましょう。

運動不足の50代なら、

いきなり1時間走る必要はありません。

 

まず、

10分程度のウォーキング

からでも構いません。

昼休みに10分歩く。

夕食後に家の周りを歩く。

駅から少し遠回りする。

買い物へ歩いて行く。

こうすれば、

「運動のために1時間確保する」

というハードルも下げられます。

 

そして、

10分歩いて問題なければ15分。

15分から20分。

というように少しずつ増やします。

 

厚生労働省の身体活動・運動ガイドでも、成人に対して**「今よりも少しでも多く身体を動かす」**ことが基本として示されています。

 

最初から完璧を目指すのではなく、

今より少し動く。

これで十分スタートできます。

 

 

STEP4|筋トレは「回数」より身体の使い方を覚える

 

ウォーキングと一緒に、筋肉への刺激も少しずつ取り入れていきます。

例えば、

椅子からの立ち座り5〜10回。

これも立派な筋力トレーニングです。

 

ただし、

50代からの筋トレで特に気をつけたいのが、

「とりあえず回数を増やす」

という考え方です。

 

スクワットを10回。

慣れたら30回。

さらに50回。

確かに運動量は増えます。

 

でも、

前ももだけが疲れる。

膝が内側へ入る。

腰が反る。

かかとが浮く。

呼吸を止めて力む。

という状態なら、回数を増やす前に身体の使い方を確認したほうがいい場合があります。

 

なぜなら、

人間は一つの筋肉だけで動いているわけではないからです。

 

50代から知ってほしい「体幹と全身の連動」

 

例えば、椅子から立ち上がる動作。

一見、

「太ももの筋肉を使って立っている」

ように見えるかもしれません。

実際には、

足裏。

足首。

膝。

股関節。

骨盤。

体幹。

などが協調して動いています。

 

身体の中心では、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋などが協調し、呼吸や腹圧を通じて体幹の安定に関わります。

また、手足を動かす際には、動作に先行して腹横筋などの体幹筋が活動するフィードフォワード機構も知られています。

 

つまり、

まず身体の中心を安定させ、そこから手足へ力を伝えていく。

 

こうした連動性が、日常生活でもトレーニングでも重要になります。

 

だから私は、

「脚が弱いから脚だけ鍛える」

「お腹が出ているから腹筋だけやる」

という考え方だけではなく、

身体全体がどう連動しているか

まで見ることを大切にしています。

 

50代から筋トレを始めるなら、

たくさんやる前に、正しく身体を使えるようになる。

これが結果的に、長くトレーニングを続けるためにも重要です。

【50代 筋トレ フォーム チェック】正しい姿勢で効果を高める方法

 

STEP5|「週何回なら続けられるか」を決める

 

最後に決めるのが、

運動する頻度です。

ここでも、

「理想」より「現実」を優先します。

 

例えば、

仕事が忙しいのに、

月・水・金・土の週4回。

と設定しても続かない可能性があります。

 

それなら、

火曜日と土曜日。

週2回。

まずここを確保する。

 

そして、それ以外の日は、

10分歩く。

少し階段を使う。

家で身体を動かす。

という方法があります。

 

厚生労働省では成人に対して、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。

 

ただし、

今まで週0回だった人が、

「週3回できないなら意味がない」

と考える必要はありません。

週0回だったなら、

まず週1回でも0→1です。

慣れたら週2回へ。

そのほうが長期的な習慣につながりやすい場合もあります。

【50代・60代 運動】毎日必要?筋トレ・ウォーキングの目安は?

 

9月にやってはいけない「最初から全部」

 

9月から身体を変えようと思ったとき、

一番気をつけたいのが、

全部を一気に変えること。

 

毎日1万歩。

筋トレ週4回。

食事制限。

禁酒。

毎日ストレッチ。

夜11時には寝る。

もちろん、全部できれば素晴らしいです。

 

でも、

仕事も生活もある中で突然すべてを変えるのは簡単ではありません。

3日できなかっただけで、

「また続かなかった」

と思ってしまうこともあります。

 

だから、

9月は一つか二つでいい。

例えば、

「火曜日と土曜日に運動する」

「昼休みに10分歩く」

これだけです。

 

1か月続いたら、10月にもう一つ加える。

50代からの身体づくりは、

一気に変えるより、変えたことを定着させる。

そのほうが大切です。

 

9月→12月はこんな流れで考える

今年の残り4か月を使うなら、私は次のような流れがおすすめです。

 

9月|始める

現在地を知る。

10分歩く。

週1〜2回身体を動かす。

 

10月|覚える

スクワットなどの基本的なフォームを覚える。

呼吸や体幹、股関節の使い方を確認する。

 

11月|伸ばす

少しずつ回数や負荷を増やす。

歩く時間も少し増やす。

 

12月|定着させる

9月と身体を比較する。

できるようになったことを確認する。

そして、その習慣を翌年へつなげる。

 

目標は、

12月31日に身体づくりを終えることではありません。

2027年になっても運動している自分をつくること。

です。

 

体重だけでなく「できるようになったこと」を記録する

9月から運動を始めるなら、

ぜひ記録してほしいものがあります。

 

体重だけではありません。

例えば、

9月2日
10分歩いたら少し疲れた。

9月15日
15分歩けるようになった。

10月1日
スクワット5回。

11月1日
スクワット10回。

12月1日
階段が以前より楽。

 

こうした記録です。

体重計では見えない変化が分かります。

50代からの身体づくりでは、

 

「何kgになった?」だけではなく「何ができるようになった?」

という視点を持ってみてください。

 

これはモチベーションを保つうえでも、とても大切だと思います。

 

YAMATO355では最初に「運動メニュー」を決めません

 

名古屋・伏見のYAMATO355で、私、田中ゆうや(ボディメンター)が運動初心者の方を見るとき、

いきなり、

「スクワットを20回やりましょう」

とは決めません。

 

まず、

運動経験。

仕事内容。

生活リズム。

普段の活動量。

睡眠。

過去の怪我。

現在の痛みや不安。

そして、

「身体が変わったら何をしたいのか?」

を聞きます。

 

そのうえで、

姿勢。

呼吸。

体幹。

股関節。

足首。

スクワット。

左右差。

などを確認します。

 

なぜなら、

同じ「50代・運動不足」でも、

必要なことは一人ひとり違うからです。

脚が弱そうだからスクワット。

身体が硬いからストレッチ。

と最初から決めつけるのではなく、

なぜその動きになっているのか?

を確認する。

 

そして、

評価 → アプローチ → 運動 → 再評価。

実際に身体がどう変化したのかまで確認します。

 

私はボディメンターとして、

お客様をトレーニングメニューに当てはめるのではなく、その方に必要な方法を一緒に探すこと

を大切にしています。

 

「ジムへ入会する」が最初じゃなくてもいい

 

9月になると、

「運動するならジムへ入会しないと」

と思う方もいるかもしれません。

もちろん、ジムは運動を始める素晴らしい環境です。

 

でも、

ジムへ入会すること=身体づくりのスタート

とは限りません。

 

まず、

10分歩く。

椅子から5回立つ。

自分の身体をチェックする。

何のために運動するのかを決める。

それから、

24時間ジム。

スポーツクラブ。

パーソナルジム。

自宅トレーニング。

など、自分に合った環境を選んでも遅くありません。

 

特に、

「マシンの使い方が分からない」

「フォームが合っているか不安」

「膝や腰が心配」

「一人だと続かない」

という方なら、

最初に身体の使い方を教えてもらう

という選択肢もあります。

【50代 運動不足 ジム】いきなり通う前に知ってほしい7つのこと

 

こんな症状がある場合は、運動より先に確認を

 

50代から運動を始めることは大切ですが、

何でも「運動不足だから」と考えないことも重要です。

 

例えば、

急に強い息切れが出る。

胸の痛みや圧迫感がある。

強い動悸やめまいがある。

突然片側の手足に力が入りにくくなった。

しびれが強くなった。

急激につまずく回数が増えた。

強い関節痛がある。

といった場合は、自己判断で強い運動を始めず、医療機関への相談を検討してください。

 

健康のための運動だからこそ、安全を最優先する。

これも50代からの身体づくりでは大切です。

 

公的機関の情報も確認しておきましょう

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人について、

「今よりも少しでも多く身体を動かす」

ことが基本として示されています。

 

目安として、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上、筋力トレーニングを週2〜3日行うことなどが推奨されています。

 

一方で、個人差を踏まえ、可能なものから取り組むことも重要です。

運動習慣がない50代の方なら、

「明日から60分やらないと」

ではなく、

今の生活より10分多く動いてみる。

そんな小さな一歩から始めてみてください。

厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」

 

よくある質問

Q. 50代で運動経験がほとんどありません。何から始めればいいですか?

まず現在の体力や身体の状態を確認し、10分程度のウォーキングなど、無理なくできる身体活動から始めてみてください。その後、軽い筋力トレーニングを加えていく方法があります。

 

Q. 9月から始めても年末までに身体は変わりますか?

変化には個人差がありますが、4か月あれば運動習慣を作り、体力や筋力などの変化を目指すことはできます。「年末までに完成させる」より、来年も続けられる習慣を作る期間と考えてみましょう。

 

Q. 最初からジムへ通ったほうがいいですか?

必須ではありません。ウォーキングや自重運動から始める方法もあります。やり方が分からない、身体に不安がある、一人では続けにくい場合は、専門家から身体の状態やフォームを見てもらう方法もあります。

 

Q. 筋トレは毎日したほうが早く身体が変わりますか?

毎日強い筋力トレーニングをする必要はありません。成人では週2〜3日の筋力トレーニングが推奨されています。運動・栄養・睡眠・回復を含めて考えることが大切です。

 

まとめ|9月から始めるなら「何をやる?」より「今どうなっている?」

9月から運動を始めたい50代の方へ。

最初にすることは、

高いジムへ入会することでも、ランニングシューズを買うことでも、スクワットを100回することでもありません。

まず、

 

今の身体を知る。

そこからです。

そして、

STEP1|現在地を確認する
STEP2|最初の目標を決める
STEP3|10分歩く
STEP4|正しい身体の使い方を覚える
STEP5|続けられる頻度を決める

この順番で進めてみてください。

9月に全部変える必要はありません。

 

まず一つ。

できたら、もう一つ。

それを積み重ねます。

50代からの身体づくりで重要なのは、

最初の1週間でどれだけ頑張ったかではなく、半年後も続けられているか。

です。

 

そして、

体重だけではなく、

階段が楽になった。

疲れにくくなった。

歩く時間が増えた。

姿勢が変わった。

休日に出かけるようになった。

そんな変化にも目を向けてください。

 

9月は、

「今年も運動できなかった」

と諦める時期ではありません。

これからの60代・70代の身体をつくり始めるタイミングです。

今日できることは、

たった10分歩くことかもしれません。

その10分が最初の一歩です。

 

YAMATO355 田中(ボディメンター)

田中をもっと知って下さい

 

一覧ページへ戻る

           

コメントは受け付けていません。

Copyrights © 2019 355 CO.,LTD. all rights reserved.