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田中雄也

2026.09.05 / 更新日:2026/09/05

【60代 筋トレ 週何回】毎日は必要?初心者におすすめの頻度

60代が筋トレとウォーキングを組み合わせる様子

 

60代の筋トレは週何回がいい?

 

「60代になって足腰が弱ってきた気がする」

「健康のために筋トレを始めたい」

 

そんなときに気になるのが、

「筋トレって週何回やればいいの?」

ということではないでしょうか。

 

毎日やったほうが早く筋肉がつく?

週1回では意味がない?

60代なら無理をしないほうがいい?

結論からいうと、一つの目安になるのが、

筋トレ週2〜3日です。

 

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、高齢者に対して筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。

 

ただし、

「60代なら全員、絶対に週3回」ではありません。

 

これまでの運動経験や体力、関節の状態、仕事内容、睡眠、疲労などによって適切な頻度は変わります。

特に何年も運動していなかった方なら、まず週1回程度から身体を慣らし、問題がなければ週2回へ増やす考え方もあります。

 

今回は60代の筋トレ初心者が、どのくらいの頻度から始めればいいのかを解説します。

 

60代の筋トレは「週2〜3回」が一つの目安

 

まず知っておきたいのは、

筋トレは毎日やらなければ意味がないわけではない

ということです。

 

厚生労働省は高齢者について、筋力トレーニングを週2〜3日行うことを推奨しています。

 

さらに、

筋力。

バランス。

柔軟性。

など複数の要素を含む多要素な運動を週3日以上行うことも推奨されています。

 

60代以降の身体づくりでは、

「筋肉を大きくする」

だけではなく、

立つ。

歩く。

階段を上る。

姿勢を保つ。

転びそうになったときに身体を立て直す。

といった日常生活で必要な身体機能を維持していくことも大切です。

 

そのため、

筋トレだけを毎日する

というより、

筋トレ+ウォーキング+バランス運動などを組み合わせる

と考えてみましょう。

 

運動初心者なら週1〜2回からでもいい

 

ここで注意したいのが、

「週2〜3回推奨されているなら、明日から週3回やろう」

と考えることです。

 

例えば、

10年以上ほとんど運動していない。

デスクワーク中心。

最近階段がつらい。

休日はほとんど身体を動かさない。

そんな方が突然、

月曜日・水曜日・金曜日に1時間ずつ筋トレ。

となると、負担が大きすぎる場合があります。

 

だから最初は、

週1〜2回程度からスタート

でも構いません。

 

例えば、

火曜日:筋トレ
土曜日:筋トレ

というように、間に休養日を入れます。

 

そして翌日の身体を確認します。

強い筋肉痛はないか。

膝や腰は痛くないか。

疲れが何日も残っていないか。

睡眠に影響していないか。

問題なければ継続し、身体が慣れてきたら内容や頻度を調整します。

 

大切なのは、

最初から理想の頻度を達成することより、続けられる頻度を見つけること

です。

 

毎日筋トレしたほうが効果は高い?

 

「毎日やったほうが早く筋肉がつきますか?」

という質問もよくあります。

 

必ずしもそうではありません。

筋力トレーニングでは、トレーニングによって筋肉へ刺激を入れることだけでなく、

栄養・睡眠・休養

も身体づくりの一部です。

 

特に60代の運動初心者の場合、

「毎日やらないといけない」

と考える必要はありません。

 

例えば、

月曜日に脚をしっかりトレーニング。

火曜日も同じ脚を強くトレーニング。

水曜日も同じ。

と繰り返せば、疲労が残った状態で運動を続けることになる場合があります。

 

筋トレをしない日は、

ウォーキング。

軽いストレッチ。

日常生活で身体を動かす。

という方法もあります。

 

休むこと=サボることではありません。

身体の反応を見ながら回復する時間を作ることも、長く運動を続けるためには重要です。

 

60代なら「週何回?」より「何をやる?」も重要

 

筋トレの頻度と同じくらい重要なのが、

トレーニング内容です。

60代からの筋トレでは、

日常生活につながる動きを意識してみてください。

 

例えば、

椅子からの立ち座り

椅子に座った状態からゆっくり立ちます。

 

まず5〜10回程度。

かかと上げ

壁や椅子につかまりながら、かかとを上げます。

 

まず10回程度。

軽い上半身の運動

壁を使った腕立て伏せなど、体力に合わせて負荷を調整します。

 

ただし、

「60代なら全員この3種目」ではありません。

膝に不安がある方。

腰に不安がある方。

肩が上がりにくい方。

バランスが不安定な方。

一人ひとり身体は違います。

 

だから、

種目を決める前に身体の状態を確認する

ことも大切です。

 

筋トレは「回数」より身体の使い方を見る

 

例えば、椅子から立つ運動。

10回できた。

20回できた。

という回数も一つの指標ですが、

私はそれだけを見ないようにしています。

 

立ち上がるとき、

膝が内側へ入っていないか。

左右どちらかに体重が偏っていないか。

腰を過度に反っていないか。

足裏で床を捉えられているか。

呼吸を止めすぎていないか。

こうした身体の使い方も確認します。

 

人間が立ち上がるときは、太ももの筋肉だけが働いているわけではありません。

足首。

膝。

股関節。

骨盤。

体幹。

などが連動しています。

 

だから、

「脚が弱いから、とにかくスクワット」

ではなく、

なぜこの動きになっているのか?

という視点を持つことが重要です。

60代 正しいスクワット やり方。膝を守りながら足腰を鍛える方法

 

筋トレをしない日はウォーキングがおすすめ

 

筋トレを週2回行うなら、それ以外の日はどうすればいいのでしょうか。

おすすめしたいのが、

ウォーキングなどの日常的な身体活動です。

 

例えば、

月:筋トレ
火:ウォーキング
水:休養・軽く身体を動かす
木:筋トレ
金:ウォーキング
土:散歩・趣味
日:身体の状態に合わせる

といった組み合わせです。

 

毎日強いトレーニングをする必要はありません。

筋トレ。

歩く。

バランス。

柔軟性。

休養。

を組み合わせます。

60代からの運動では、

一つの能力だけではなく、身体全体を維持していく

という考え方が大切です。

【60代 ウォーキング 何分】1日何分が目安?無理なく続ける方法

 

YAMATO355では「週2回」と決める前に身体を見ます

 

名古屋・伏見のYAMATO355で、私、田中ゆうや(ボディメンター)が60代のお客様をサポートするときも、

最初から、

「60代だから週2回です」

とは決めません。

まず、

運動経験。

普段の活動量。

仕事内容。

睡眠。

疲労。

過去の怪我。

膝・腰・肩などの状態。

 

そして、

これからどんな生活を送りたいのか

を確認します。

さらに、

姿勢。

呼吸。

体幹。

股関節。

足首。

スクワット。

片脚立ち。

左右差。

なども見ていきます。

 

そして、

評価 → アプローチ → 運動 → 再評価。

その人の身体の反応を見ながら運動内容や頻度を考えます。

 

大切なのは、

お客様を「60代向け筋トレメニュー」に当てはめることではありません。

その方に必要な運動を一緒に探すこと。

 

これが私がボディメンターとして大切にしている考え方です。

こんな場合は無理に筋トレを始めない

健康のために運動するからこそ、安全は大切です。

 

例えば、

胸の痛みや圧迫感。

強い息切れ。

めまい。

強い動悸。

突然のしびれ。

片側だけ力が入りにくい。

急に歩きにくくなった。

強い関節痛。

などがある場合は、

「60代だから筋力が落ちた」

と自己判断して筋トレを増やさず、必要に応じて医療機関へ相談してください。

 

また、持病などがあり運動について不安がある場合も、医師などへ相談したうえで始めると安心です。

公的機関の情報も確認しておきましょう

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、高齢者に対して、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。

 

また、筋力・バランス・柔軟性などを含む多要素な運動を週3日以上行うことも推奨されています。

重要なのは、

個人差を踏まえ、可能なものから取り組むこと。

今まで週0回だった人なら、

まず週1回。

慣れてきたら週2回。

そして身体の状態に合わせて調整する。

このように段階的に考えてみてください。

厚生労働省「高齢者の身体活動・運動」

 

よくある質問

 

Q. 60代の筋トレは週1回では意味がありませんか?

週2〜3日が公的な目安ですが、運動習慣がなかった方なら週1回から始めることにも意味があります。まず運動を習慣化し、身体の状態を見ながら増やしていきましょう。

 

Q. 60代は毎日スクワットしてもいいですか?

負荷や回数、体力によって異なります。毎日強い負荷で行う必要はありません。膝や腰の状態、疲労なども確認しながら頻度を調整してください。

 

Q. 筋トレしない日は何をすればいいですか?

ウォーキングや軽いストレッチ、バランス運動などを取り入れる方法があります。完全に運動をゼロにするのではなく、日常生活の中で身体を動かすことも大切です。

 

Q. 60代から筋トレを始めても遅くありませんか?

遅くありません。大切なのは年齢だけで判断せず、現在の体力や身体の状態に合わせた負荷から始めることです。

まとめ|60代の筋トレは「週2〜3回」が目安。でも最初は週1回でもいい

 

60代の筋トレ頻度は、

週2〜3日

が一つの目安です。

ただし、

今まで運動していなかった方が、

「明日から絶対週3回!」

と頑張る必要はありません。

まず週1回。

慣れたら週2回。

身体の状態を確認しながら増やしていく。

そして筋トレをしない日は、

歩く。

身体を動かす。

バランス運動をする。

しっかり休養する。

これらを組み合わせます。

60代からの筋トレで大切なのは、

「週何回できたか」だけではありません。

立ち上がるのが楽になった。

階段が楽になった。

以前より長く歩ける。

旅行へ行ける。

趣味を続けられる。

こうした日常生活の変化まで含めて身体づくりです。

 

筋トレの目的は、

重いものを持ち上げることだけではありません。

70代・80代になっても、自分の足で行きたい場所へ行ける身体を準備すること。

まずは、

「週3回やらないと」

ではなく、

今週1回、身体を動かしてみる。

そこから始めてみてください。

YAMATO355 田中(ボディメンター)

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