2026.11.02 / 更新日:2026/11/02
休日の寝だめは効果がある?50代・60代の睡眠不足と疲労回復

休日の寝だめは効果がある?50代・60代の睡眠不足と疲労回復
「平日は仕事が忙しくて、なかなか眠れない」
「その分、休日はゆっくり寝て疲れを取っている」
そんな生活をしていませんか?
一方、SNSでは「寝だめは身体に悪い」という情報も見かけます。
では、休日に長く眠ることは、本当に良くないのでしょうか?
結論から言うと、休日の寝だめには一定のメリットがある可能性があります。ただし、平日の睡眠不足を完全に解消できるわけではありません。
① 休日の寝だめは本当に悪い?
2026年に発表された研究では、11件の研究、合計約15万人のデータが分析されました。
その結果、休日に平日より少し長く眠る人は、そうでない人と比べて、肥満に該当する割合が低い傾向にありました。
特に、平日に睡眠不足がある人で関連が見られています。
ただし、重要な注意点があります。
この研究に含まれたのは、いずれもある時点の睡眠と体重の関係を調べた観察研究です。
そのため、寝だめによって肥満が予防できると証明されたわけではありません。
また、50代・60代だけを対象とした研究でもありません。
② 寝だめしても疲れが取れないのはなぜ?
睡眠不足が続くと、身体にはさまざまな影響が現れます。
例えば、日中の眠気、集中力の低下、気分の変化などです。
休日に長く眠ることで、一時的に眠気が軽くなることはあります。
しかし、厚生労働省のe-ヘルスネットでは、寝だめによって睡眠不足の悪影響をすべて解消することはできないと説明しています。
つまり、休日にたくさん寝ることよりも、なぜ平日に睡眠時間を確保できないのかを確認することが大切です。
③ 50代・60代は睡眠時間だけを見ない
例えば、毎朝疲れが残っている場合。
原因は睡眠時間の短さだけとは限りません。
仕事のストレス、夜間の飲酒、運動不足、寝室の環境なども関係します。
さらに、睡眠時無呼吸症候群や服用している薬の影響など、医療的な確認が必要な場合もあります。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、成人は個人差を踏まえて6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保し、睡眠による休養感も重視するよう推奨しています。
65歳以上では、長すぎる床上時間にも注意が必要です。
睡眠は、単純に長ければ長いほど良いというものではありません。
④ YAMATO355が大切にしたいこと
僕は、身体づくりではトレーニングの時間だけを見るのでは不十分だと考えています。
例えば、筋トレを頑張っているのに、毎朝疲れが残っている場合。
そこで「もっと体力をつけましょう」と運動量を増やすことが、必ずしも正解とは限りません。
まず確認したいのは、普段の睡眠、仕事、食事、運動量、疲労の状態です。
そのうえで、必要な運動や生活習慣を考える。
これは、YAMATO355が大切にしている評価→実践→再評価という考え方にもつながります。
なお、これは研究で直接証明された特定のトレーニング方法ではなく、身体を総合的に確認するための指導上の考え方です。
⑤ 今日からできる睡眠の見直し方
まずは1週間、自分の睡眠を振り返ってみましょう。
確認するのは、次の3つです。
① 平日と休日で、睡眠時間がどれくらい違うか
② 朝起きたとき、疲れが取れている感覚があるか
③ 日中、強い眠気や集中力の低下がないか
もし休日に毎回長く眠らないとつらいのであれば、平日の睡眠時間を少しでも確保できないか考えてみましょう。
また、定期的な運動は睡眠の改善に役立つ可能性があります。ただし、運動だけですべての睡眠の問題を解決できるわけではありません。Kennet
強い眠気や疲労感が続く場合は、医療機関への相談も大切です。
まとめ|寝だめよりも、普段の睡眠を確認しよう
休日に少し長く眠ることが、必ずしも悪いわけではありません。
しかし、休日の寝だめだけに頼る生活では、睡眠不足の影響が残る可能性があります。
大切なのは、
「休日に何時間寝たか」よりも、「普段の生活で十分に休めているか」。
筋トレも睡眠も、誰かの正解をそのまま当てはめるのではなく、自分の身体と生活に合わせて考えていきましょう。
名古屋・伏見のパーソナルジムYAMATO355では、身体の状態だけでなく、日常生活も含めた身体づくりを大切にしています。


